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コロナ禍における多言語コールセンターの必要性

多言語

「多言語コールセンター」と聞いたとき、どのような方々が利用するイメージがありますか?

私は日本へ観光に来る外国人観光客の方達が頭に浮かびました。
しかし今はコロナ禍の真っただ中。多言語コールセンターを利用する人なんているのでしょうか。

そもそも多言語コールセンターとはどのようなサービスなのか、調べてみました。

多言語コールセンターは誰が使うのか

多言語コールセンターは、海外から日本に来訪した外国人観光客が言語に違いによる不安や不便さを感じることなく、快適に観光できるように設置されたサービスです。

平成29年の観光庁による調査によると、多言語コールセンターは東北地方・関西地方・中国地方・四国地方を中心として導入が進んでいるそうです。

東京都では外国人観光客との円滑なコミュニケーションを支援する目的で、宿泊施設・飲食店・小売店向けに24時間対応の多言語コールセンターサービスを提供しています。

東京都産業労働局 補助金等の各種支援事業 多言語コールセンター

外国人観光客との接客時にコールセンターのオペレーターが通訳を行う「電話通訳サービス」とメールでの問い合わせなどについて翻訳を行う「翻訳サービス」が用意されています。

サービスの利用料は無料(通話料は施設が負担)で、申し込みが必要です。

多言語コールセンターが対応している言語は、英語・中国語・韓国語が多く、その他にもタイ語スペイン語など10ヵ国以上の言葉が利用可能なセンターもあります。

ライフラインとしての多言語コールセンター

外国人観光客の利用が多いとされてきた多言語コールセンターですが、新型コロナウイルスの流行によって状況に変化が出ています。

日本に住んでいる日本人が国内旅行をすることすらままならない中、日本を訪れる外国人観光客が日本を訪れることが難しくなっています。

その代わりに必要とされているのが、在日外国人向けの多言語コールセンターです。

現在、新型コロナウイルスのワクチン接種の予約窓口として各自治体などでコールセンターが開設されています。
当然コールセンターのオペレーターは日本人なので、日本語が堪能ではない在日外国人の方々は予約がし辛いと推測されます。

そんな中、厚生労働省が4月1日から日本に住む外国人住民に向けて新型コロナワクチンの接種に関する多言語コールセンターを設置(既存のセンターに多言語センターを追加)したと報道がありました。

www.mhlw.go.jp

また新型コロナウイルスへの感染が疑いがある場合や感染してしまった際に保健所や医療機関をサポートするための多言語コールセンターもあるようです。

www.mhlw.go.jp

多言語コールセンター開設におすすめのコールセンターシステム

多言語コールセンターの立ち上げにおすすめのコールセンターシステムをご紹介します。
コールセンターシステム選びの参考にしていただければ幸いです。

  • BIZTEL

    国内導入実績No. 1のクラウド型コールセンターシステム。
    在留外国人向け多言語コールセンターを立ち上げた事例が紹介されています。 

biztel.jp

  • BlueBean

    多言語コールセンターの実績は確認できませんでしたが、英語・中国語表示が可能なクラウド型コールセンターシステムです。

www.bluebean365.jp

多言語

まとめ

コロナ前と後でその役割を大きく変えた多言語コールセンター。
感染症の流行だけではなく今後も地震や台風、豪雨などさまざまな災害が発生する可能性がある中、社会インフラとして今後も活躍が期待されます。